今日やっと分かりました。
新宿では、青梅街道が北に移動しています。
現在は大ガードに通じますが、昔は地下道のあたりを通っています。
その理由は、高低差です。
つまり、台地上から低地へ、道路が移動したわけです。
その理由は明らかに線路との立体交差です。
当初、街道は台地上を通すのがリーズナブルな設計です。
しかし、鉄道が通って自動車も出てくると事情が変わります。
古い経路は線路との高低差が少なく、背の高い自動車が通れません。線路をかさ上げすれば、今度は南口側で道路と当たってしまいます。とすれば、青梅街道を少し北の低地を通るようにすれば、上手く高低差を活用して線路の下を通れます。
そして、これで新宿近辺での鉄道と道路の過剰なアップダウンを回避できます。